母が亡くなって3年が経とうとしている。稀は母と20歳も年下の父との間に生まれ、当時、父は16歳、母の教え子でもある。もはやお父さんというか、お兄さん?!そんな2人は、一緒にいるといつも兄弟と間違われるが、もうそんなことは慣れたモノである。母と3人でよく訪れた思い出の「きょに湯荘」へ旅した時のことである。突然、車が故障し、たまたま通りかかった2人組の男達に助けてもらい、偶然、行き先も同じ「きょに湯荘」であった。しかし、この2人組、娘の稀が爆乳だと気付くと、途中、コンビニに寄ってみんなにお茶を配る。しかし、そのお茶には…。